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2025.10.20 / blog
さて、
最近海外の方をよく見かけます。
そんな中 定期的に話題に上がるのが
日本人の信仰の薄さ。
無宗教ということでしょうか。
確かに年々宗教に関して希薄というか
つながりが薄くなっているように感じます。
私もその一人です。
仮に父母が亡くなれば恐らく仏式の葬儀を行うのでしょうが
私が亡くなったあとは何でもよいです。
気にしません。
その程度の信仰だと思っていましたが、
最近ある事に気づきました。
信仰が宗教だけでは無いことに。
私は寺や神社に行けば粗相の無いよう所作に気をつけますし
食事や道具を大事にします。
季節ごとの収穫に感謝し口にしますし
日々の天候に一喜一憂します。
私は昔から八百万の神様は信じています。
いわゆるあらゆる物に魂は宿るという考え。
信じているというか信じたいと思っています。
それぐらいの余裕は持っていたいと考えています。
恐らくそのような考え方を昔から当たり前のようにしている
日本人の方は多いのではないでしょうか。
だから田畑には祠を見かけますし
道々にお地蔵さんが祀ってあります。
季節ごとに収穫の祝いと感謝を兼ねた祭りがありますし
物を大事にしないと大人から叱られます。
これはそのような考えから来るものではないでしょうか。
もちろん仏教や神道の考えからきたものもあるでしょうが、
宗教そっちのけでそのような考えをすべてひっくるめて
今に感謝するというのが私は素晴らしいと思っています。
宗教は特定の考え方・特定の人物に師事するといった
イメージが大きいですがそんな事はないのかもしれません。
全てに感謝する事が宗教ではありませんが
全てに感謝するという考え方は私の信仰です。
今口にしているコーヒーも美味しい。
このコーヒーを淹れてくれた人。
今日もコーヒーを飲めるということ。
そしてコーヒーを美味しいと思えるこの時間。
全てに小さく感謝します。
※事務所の神棚は色々な物に寄り添われています
shin